
頻尿の原因として最も知られている病気は、男性特有の病気である前立腺肥大症です。特に中高年の男性に多くみられ、男性ホルモンの影響を強く受けている事が知られています。
前立腺は膀胱から尿道の周囲に付いており、男性にしか存在しません。前立腺は外からは見えませんが、精液を作る働きがあり、ここにしこりができてしまうと前立腺が肥大してしまいます。
前立腺は尿道を取り囲むように存在しているので、肥大すると膀胱や尿道を圧迫されてしまい、尿が排出されにくくなります。すると、尿意を感じるのに尿がちょろちょろとしか排出されなかったり、尿の切れが悪く残尿感が強く残ったり、尿をだすのに時間がかかってしまいます。
前立腺肥大症を放っておくと、尿道が完全に詰まって尿閉になったり、出にくい尿を無理に出そうとして過活動膀胱になって頻尿になってしまうのです。前立腺肥大症は、早期であれば薬物による治療も可能で、早期でなくても外科手術によってしっかりと治す事ができます。ただし、前立腺肥大症と思っていたのに、前立腺癌である可能性も否定できません。
前立腺肥大症は初めは小さいしこりであったのに、放置しておくと林檎位の大きさになる事もあります。40・50代で症状が出始め、80歳までには80%もの人が前立腺肥大症になるとされています。ほとんどの男性に現れる症状なので、恥ずかしがらずに早期のうちに病院で診察して貰うのがいいでしょう。水分をこまめに摂取して、運動を心がける事で加齢による症状とされる前立腺肥大症を予防できるとされています。
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